作品解説&エピソード

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑪鬼とは縄文の神か?(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   鬼についてのお話はまだまだ続きます。どうぞ末永くお付き合いください。   昨日までのエッセイでは、産鉄民としての鬼をご紹介しました。 &nbs ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑩産鉄民としての鬼その3(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   産鉄民=鬼、という視点から見た場合、鬼退治の歴史というのは、すなわち朝廷に従わない、製鉄の技術の持った人々を朝廷の支配下に取り込むための戦いの歴史という ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑨産鉄民としての鬼その2(by 珠下なぎ)

皆さん今日は、珠下なぎです。   今日は昨日に引き続き、産鉄民としての鬼について解説したいと思います。   古代メソポタミアにおいて、鉄の技術をいち早く取得したヒッタイトが覇権を握 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑧産鉄民としての鬼その1(by 珠下なぎ)

皆さん今日は、珠下なぎです。   今日は古代のオニ=疫鬼から少し離れて、「鉄の民族」としての鬼のルーツについて解説したいと思います。     鬼が産鉄民を指すのではないか ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑦古代のオニはこんな形でも伝承されていた!(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   前回までは、「節分の鬼と古代のオニ」と題しまして、節分の行事の中に受け継がれた、日本でも最古のオニのルーツについてお話してまいりました。   ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑥節分の鬼と古代のオニその2(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日も読んで下さって、ありがとうございます。   本日は前回に引き続き、節分で追い払われる鬼=瘟鬼(おんき)を通して、日本の古代のオニについてお話ししたいと ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑤節分の鬼と古代のオニその1(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   「鬼」をめぐるエッセイ、今回は、身近な行事でありながら、実はかなり古い「オニ」の形を留めていると思われる、ある行事において取り上げたいと思います。 &n ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界④「オニ」の語源について(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   鬼って一体何?シリーズの第2回目の今日は、「オニ」の語源について。   鬼とは、古代においては、「もの」と読まれていたということは、前回のブロ ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界③「鬼」の誕生(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   拙著、「遠の朝廷にオニが舞う」に関するエッセイ、3回目の今日からは、「鬼(オニ)」について、数回に分けて(ひょっとしたら10回以上になるかも?)語ってい ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界②武蔵寺(ぶぞうじ)の伝説(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   拙著「遠の朝廷にオニが舞う」に関するエッセイ、2回目の今日は福岡県筑紫野市(ちくしのし)に伝わる古い伝説についてです。   主人公の瑠璃子姫、 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界①「遠(とお)の朝廷(みかど)」について(by 珠下なぎ)

遂にLTA出版事業部初の電子書籍、『遠の朝廷にオニが舞う』が出版されました! しかしこの作品、古代のしかも九州太宰府が舞台ということや、作品のキーワードである「遠の朝廷」「オニ」など、馴染みが薄いとい ...

© 2024 たまなぎブログ by LTA出版事業部