珠下なぎの歴史メモ㉞『鬼滅の刃』の聖地・竈門神社のもっと古いお話①

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます!   さて、最近はチェリまほ記事ばかりでしたので、今日は久々に、真面目に(?)歴史メモです。 電子書籍とペーパーバ ...

珠下なぎの歴史メモ㉚『鬼滅の刃』の「鬼」についてその10 藤の花=鬼の弱点という謎

皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来てくださって、ありがとうございます!   今日は、前回予告したとおり、『鬼滅の刃』の鬼にのみ見られるある弱点から、鬼殺隊と日本古来の鬼との関連についてお ...

珠下なぎの歴史メモ㉙『鬼滅の刃』の「鬼」についてその9 炭治郎と日本古来の鬼

皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来てくださって、ありがとうございます!   前回の記事では、鬼殺隊を支えている刀鍛冶の一族に、日本古来の鬼と共通点が多いことをお話ししました。 一方、主人 ...

珠下なぎの歴史メモ㉘『鬼滅の刃』の「鬼」についてその8 実は鬼殺隊が鬼?

皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来てくださって、ありがとうございます!   前回までの記事では、『鬼滅の刃』に登場する鬼は、日本古来の鬼というより、むしろ吸血鬼に近いのではないか、という ...

珠下なぎの歴史メモ㉗『鬼滅の刃』の「鬼」についてその7 「吸血鬼」はヴァンパイアより古かった!?(前々回記事の訂正)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日も来てくださって、ありがとうございます!   『鬼滅の刃』の鬼は、日本古来の鬼というより吸血鬼の性格が強いのではないか、というところから始まったこのシリ ...

珠下なぎの歴史メモ㉖『鬼滅の刃』の「鬼」についてその6 吸血鬼と呼ばれた人々 

皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます!   本日は前回予告したとおり、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった、15世紀に実在したワラキア公 ...

珠下なぎの歴史メモ㉕『鬼滅の刃』の「鬼」についてその5 吸血鬼日本へ

皆さん、明けましておめでとうございます、珠下なぎです。 昨年は珠下なぎを応援くださってありがとうございました! 今年もどうぞよろしくお願い致します。 皆様にとってもよい年になるようお祈りしております。 ...

珠下なぎの歴史メモ㉔『鬼滅の刃』の「鬼」についてその4 吸血鬼の弱点について

皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来てくださって、ありがとうございます!   本日からは、吸血鬼と鬼滅の刃の鬼、そして日本の鬼について、それらの特徴となる、弱点や倒し方について比較考察を進 ...

珠下なぎの歴史メモ㉓『鬼滅の刃』の「鬼」についてその3 吸血鬼と血

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日も来てくださってありがとうございます!   本日は前回予告したとおり、吸血鬼と血の切っても切れない関係についてお話ししたいと思います。 さて、吸血鬼は生 ...

珠下なぎの歴史メモ㉒『鬼滅の刃』の「鬼」についてその2 古代の吸血鬼

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます!   先日のブログでは、『鬼滅の刃』の鬼は、日本の鬼よりも西洋の吸血鬼に近いのではないか、というお話をさせて頂きま ...

珠下なぎの歴史メモ㉑『鬼滅の刃』の「鬼」についてその1 「鬼」なのに吸血鬼!?

皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます! 今日から新シリーズを始めます(長くなる……かも?) ご存じのように、私は昔から鬼に興味がありました。 中学時代に読んだ歴史ファ ...

珠下なぎの歴史メモ⑨諏訪神社の謎の神々その2 建御名方神の誕生

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます!   諏訪神社の主神である建御名方神(たけみなかたのかみ)ですが、この神様は出雲の王・大国主命の息子、ということに ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界㊳天邪鬼考その3~イメージの形成~(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   今日は前回の続き、天邪鬼についての連載は最後です。 時代が下ると、天邪鬼のイメージは、仏教に由来を持つ、四天王に踏みつけられている小鬼のイメージと混交し ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界㊲天邪鬼考その2~ルーツはイケメンの神様!?~(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   前回に引き続き、天邪鬼のルーツについてお話しします。   今回は天邪鬼の二つ目のルーツ、古事記について。 古事記で天邪鬼のルーツとなった神様は ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界㊱天邪鬼考その1~ルーツは河童と同じ!?~(by 珠下なぎ)

皆さん今日は、珠下なぎです。   今回は久しぶりに、鬼のお話に戻りたいと思います。 鬼は産鉄民族、外国人、縄文の神など、さまざまなルーツを持ち、平安時代以降に、角を生やし虎の下帯を履き、金棒 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界㉓怨霊と疫神(by 珠下なぎ)

皆さん今日は、珠下なぎです。   古代のオニの重要なルーツとして、古代中国の疫神信仰から始まったこのブログ、前回やっと一周回って古代大宰府における疫神信仰と、作品との関連に辿り着きました。 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界㉒大宰府と古代の疫神信仰その2(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   今日は前回に引き続き、大宰府の西北の丘で見つかった、足を折られた土馬の謎についてお話したいと思います。   大宰府で見つかった土馬は7世紀後半 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界㉑大宰府と古代の疫神信仰その1(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   日本におけるもっとも古い形のオニ、疫神信仰から始まって、様々な形のオニを紹介してまいりましたが、本日は作品とも関連して、大宰府に残っていた古代の疫神信仰 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑳斉明天皇と鬼その2(by 珠下なぎ)

皆さん今日は、珠下なぎです。   今日は前回に引き続き、天智・天武天皇の母であり、2度も帝の位についた斉明天皇と鬼との関りについてについてお話したいと思います。   斉明天皇は新羅 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑲斉明天皇と鬼その1(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   竈門神社のお話に引き続き、作品の舞台と縁の深い場所と鬼との関わりについて、お話したいと思います。   今回は、少し話題を変えて、日本書紀に書か ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑱役小角と宇宙皇子(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 今日は前回の続きで、修験道の開祖である役小角(えんのおづぬ)と鬼との関りについて、お話したいと思います。 役小角像(石廊崎)   修験者と鬼が深いかかわりが ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑭日本書紀に登場する最古の鬼(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。 前回は出雲風土記に登場する、日本最古の鬼についてご紹介しました。   今日は日本書紀における最古の鬼を紹介すると共に、鬼についてのもう一つのルーツを紹介した ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑬日本最古の鬼(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   7世紀の大宰府を舞台にした『遠の朝廷にオニが舞う』ですが、このブログでは、今は失われてしまった古い時代の鬼の姿に迫り、鬼の正体を探る旅を続けていきます。 ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑫鬼の二面性(鬼は外福は内)(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   「鬼はー外、福はー内!」この言葉は、たいていの方が節分の行事で、何度も唱えたことがあるのではないでしょうか?   節分は、このブログでもお話し ...

『遠の朝廷にオニが舞う』の世界⑪鬼とは縄文の神か?(by 珠下なぎ)

皆さんこんにちは、珠下なぎです。   鬼についてのお話はまだまだ続きます。どうぞ末永くお付き合いください。   昨日までのエッセイでは、産鉄民としての鬼をご紹介しました。 &nbs ...

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