皆さん今日は、珠下なぎです。
今日も来て下さって、ありがとうございます。
先日の記事で書いたとおり、今首までどっぷりつかっている作品、「チェリまほ」。
この作品の紹介についてはこちら↓
今日もこの作品についての記事です。
先日『チェリまほTHEMOVIE』、2回目見てきました!
最前列で!
なぜ最前列かというと、Twitterで、「最前列は音がよく聞こえる! 細かいところまでよく見える! 最前列お勧め!」とのツイートを目にしたからです。
わりと空いている時間だったこともあり、初めてe席リザーブを使って最前列の中央席をゲット。
これ便利ですね。
券売機に並ばなくていいし。
さてさて最前列で見た感想です。
結論からいえば、最前列、お勧めです!
私が近視(矯正視力で0.7、免許更新ぎりぎり)のせいもあると思いますが、とにかくよく見えます。
音もよく聞こえる!
劇場によっては首や腰が痛くなるかもしれませんが、私は大丈夫でした。
以下最前列で見て初めて気づいたこと。(視覚情報・聴覚情報両方)
(ネタバレがあります。映画をこれからご覧になる予定の方は先は閲覧をお控えください。かなりマニアックなファン向けの記事です。普段チェリまほ情報に触れていない方は、何のことか分からない可能性がありますのでご注意くださいね。)
①話題の黒沢さんの心音!
どこか分からない、という方もおられたかもしれませんが、最前列だとしっかり聞こえました。
長崎の安達くんの部屋で二人が結ばれた後、黒沢さんが安達くんにバックハグをしているシーンで聞こえます。
②浦部さんの夫婦喧嘩の話題、盗み聞きされてる。
長崎から帰ってきた安達くんに、夫婦喧嘩の愚痴を漏らす浦部さん。
「ユミさんなりに浦部さんのことを考えてのことじゃないですか」の安達くんのセリフに、即反省した浦部さんはユミさんに電話をかけに席を外します。
その様子に、微笑ましそうににっこりする中年女性社員、約1名。いい演技されてました。
③浦部さんのスクリーンセーバー。
「黒沢さんとの仲が会社にバレても理不尽に移動とかさせられない、会社にとって必要な人間になりたい」と、残業している安達くん。そこに六角くんと藤崎さんがやってきて会話が始まりますが……
この時の浦部さんの席を見ると、なんとスクリーンセーバーに手書き風の文字で、
「有休! ユミと旅行に行ってきます!」と。
浦部さん、ユミさんと仲直りするためにお休みをとって旅行を計画したんですね。素敵です。
④安達くんのアパートの名前。
同棲開始後、安達くんが黒沢さんあての郵便物を郵便物を見てほほ笑む場面。
安達くんのアパートの名前は「つつじ荘」。
住所は一瞬ちらっと見えたところによると、「豊北区赤島」……? 二人の愛の巣が何区か分かるかな?と思ったのですが、東京都以外は完全に架空の住所でした。
⑤湊くんの料理の腕。
たこ焼きパーティで、「揚げたてが旨いから」と乾杯の後にオニオンリングを揚げにいく黒沢さん。
「揚げたて一番に食いたいんで」とさりげないフォローをいれつつお手伝いに行く湊くん。
これから安達くんと柘植さんの会話にフォーカスが当たりますが、その間台所の二人は料理談話を繰り広げていました。
黒「湊くんは料理とかするの?」
湊「いや、僕全然です。……あ、でもラザニアは作れますよ!」
黒「え、ラザニア? すごいじゃん!」
湊「いえいえ、全然すごくないです」
黒「いや、すごいって!」
これ、アドリブなんでしょうか?
ラザニアといえば、『きのう何食べた?』でシロさんがケンジと同棲を始めた日に作った思い出の料理。
以後毎年クリスマスにはケンジがシロさんにラザニアをリクエストしている、という話がありましたね。
湊くん役のゆうたろうさん、「何食べ」見てたのかな。
⑥二人の手の大きさ。
安達くん役の赤楚衛二さんは黒沢さん役の町田啓太さんより一回り小柄。
でも、ラストシーン近くで指輪をはめた手を日の光にかざすシーンを見てみると、赤楚さんの手の方が厚みがあって大きさも少し大きいような気がします。
安達くん役のために体重を増やされたからかな?
ドラマの時もそうでしたが、朝のシーンのTシャツ姿だと、黒沢さんの方が少し華奢に見えます。
⑦キャンプデート時、テントの中にギター!
原作では、黒沢さんが「安達に捧げるラブソング全20章」というネタがありました。
ちなみに原作黒沢さんは、歌も上手という完璧人間(ドラマ黒沢さんも完璧人間だけど)。
初デートの時、安達くんへの想いを綴った歌を脳内で歌っており、それが「ヤバすぎる歌詞なのにムダに歌がうまい!」と安達くんを引かせます。社員旅行のカラオケでも美声を披露しています。
キャンプの夜は黒沢さん、全20章歌ってあげたんでしょうか。
⑧冒頭の移動本屋、懐かしの児童書がたくさん。
福音館書店の『グリックの冒険』(岩波少年文庫に入る前の!)、ジョン・テニエルの挿絵そのままの、箱入りの『鏡の国のアリス』、『オズの魔法使い』などなど……。
その中にさりげなく溶け込む『王子と魔法使い』。実在の絵本かと思ってしまう自然さです。
あの絵本の表紙も、ラストシーンで安達くんが開いていた場面も素敵でしたね。あの絵を描いた画家さん、本当に絵本として完成させてくれないかな?
このあたりは一回目だと気づかなかった、もしくは気付いていてもなんとなくスルーしてしまっていたことです。
もう何回も見に行っている皆さんは気付いたかもしれませんが、スクリーン近くだとよく見えるもの&聞こえるものがあって、大満足でした!
それから、黒沢さんが安達くんの実家挨拶のために用意した履歴書も、字が読み取れそうなくらいです。
一瞬しか見えないのですが、注意して見れば、黒沢さんの出身校が分かるかもしれませんね。
最前列鑑賞、お勧めです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました!