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九博「ポンペイ展」に行ってきた!

 皆さん今日は、珠下なぎです。

今日も来て下さって、ありがとうございます!

 

さてさて、今日はイレギュラーですが、博物館の特別展示報告です。

九州国立博物館で開催中の「ポンペイ展」。

しかも太っ腹なことに、この展示、全てが写真撮影OKだったんですよ!

それでは行ってみましょう!

 

 

1.火山に埋もれた都市、ポンペイ

ポンペイは、今から約2000年以上も前に今のイタリア南部にあった都市です。

ローマ帝国の一部で、当時の人口は約1万人くらい。

西暦79年、ヴェスヴィオ山で大噴火が起こり、ポンペイの町は丸ごと火山灰に埋もれてしまいます。

そのため、当時の生活がそのまま火山灰に封印されており、注目を集めてきました。

 

こちらは炭化した遺物。瓶の口のようなものが見えます。複数の物が焼けて塊になったものでしょうか。

 

こちらは炭化したパンと干し葡萄、イチジク。そのままの形で残っています。

炭化してこの大きさなら、もともとのパンはどれだけ大きかったんだろうと気になってしまった食いしん坊の私。

 

 

2.人々の暮らし

こちらは水道のバルブ。1世紀のものとはとても思えませんね。

 

こちらは三美神のフレスコ画。教科書で見た記憶があります。

 

哲学者たちが描かれたモザイク画。

 

ライオンの形の脚があり、天板はモザイクになったテーブル。どんな豪邸に置かれていたのでしょうか。

 

こちらは牢で囚人を拘束していたと思われる拘束具。ちょっと怖いですね。

 

次は調理器具。フライパン、仔豚型の錘、アヒルの形のケーキ型、目玉焼き器もしくはパン焼き器。アヒルさんの形のケーキなんて、可愛いですね。どれほど食生活が豊かだったんでしょう。

 

こちらはTwitterでも紹介した、職人さんになってお仕事するクピド(キューピッド=愛の神エロス)ちゃんたち。可愛いですね。

 

医療器具もありました。

 

 

3.有力者の豪邸を飾る品々

こちらはトロイア戦争をモチーフにした壁画の一部。

   

 

食糧庫に忍び込んでつまみ食いをするネコちゃんを描いた壁画。

 

庭を飾っていたと思われる像たち。

右手が展示の目玉の一つ、「踊るファウヌス」像です。

 

 

4.豪奢な装身具

左は双頭の蛇をモチーフにしたブレスレット、右はイヤリング。

イヤリングはレプリカを売店で売っていました。

一瞬心が動きましたが……。「着けるのか? 自分に似合うのか?」10秒ほど考えて辞めました。

 

今回ご紹介したものは展示のごくごく一部です(会場では158点が展示)。発掘もまだまだ続いているそうです。

 

最後まで読んで下さって、ありがとうございました!

 

 

 

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