『遠の朝廷にオニが舞う』 史跡巡り 歴史 作品解説&エピソード

写真で見る『遠の朝廷にオニが舞う』の舞台【筑紫野市歴史博物館と筑紫野市立図書館編】

皆さんこんにちは、珠下なぎです。

今日も来て下さって、ありがとうございます!

今回は、写真で見る『遠の朝廷にオニが舞う』の舞台シリーズの最終回・筑紫野市歴史博物館と筑紫野市立図書館です。

 

こちらはJR二日市駅から徒歩10分ほど、どちらも同じ敷地内にあります。

 

『遠の朝廷にオニが舞う』のお話の元になった「武蔵寺縁起絵巻」と「武蔵寺縁起」は筑紫野市歴史博物館に所蔵され、毎年6月頃に一般公開されています。

「武蔵寺縁起絵巻」「武蔵寺縁起」及びその他、武蔵寺と二日市温泉に関わる貴重な資料について解説した「武蔵寺と二日市温泉」も購入できます。

 

また、筑紫野市立図書館には「武蔵寺縁起絵巻」のレプリカが飾られており、こちらはいつでも見ることができます(※カウンター奥の閲覧専用図書コーナーの壁)。

 

「武蔵寺縁起絵巻」の画像と簡単な解説は、パンフレット「ちくしの散歩」にまとめられ、博物館で無料配布されています。

また、筑紫野市のHPからダウンロードすることもできます。

 

以下、簡単に内容をご紹介します。(「武蔵寺と二日市温泉」(文)、「ちくしの散歩」(画像)より引用)

 

①武蔵寺縁起絵巻(絵図)第1幅

武蔵寺境内の様子を表している。左端に虎麿長者の住居とされる「すだれの屋形」中央に「石見堂」右側に「紫藤の瀧」「衣掛岩」などが書かれている。

 

②武蔵寺縁起絵巻(絵図)第2幅

 虎麿が霊夢によって、大椿で薬師如来を刻み、それが武蔵寺のはじまりとなったという話。

 

③武蔵寺縁起絵巻(絵図)第3幅

 虎麿の娘・瑠璃子の病を治すため、温泉に入湯させる話。

 

④武蔵寺縁起絵巻(絵図)第4幅

 虎麿が壬申の乱で活躍した話。

 

⑤武蔵寺縁起絵巻(絵図)第5幅

 湯町の繁栄と虎麿の死、その後、地蔵会がとりおこなわれる話。

 

『遠の朝廷にオニが舞う』のイメージと比べていかがでしたでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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