ブログオリジナル読み物

珠下なぎ小説作品のスピンオフ作品、小説元ネタの翻訳など、当ブログでしか読むことのできない貴重な(?)読み物のリンク集です。

今後も少しづつ増やしていく予定ですので、お楽しみに!

興味がある読み物があれば、リンク先で公開していますので、読んでみてください!

読み物 リンク
『桜に棲むもの』
『桜に棲むもの』

丹後の国を、年取った武士が旅していた。 顔には年月が深い皺となって刻まれ、髪はすっかり白くなっているものの、腰はしゃんと伸び、眼光は鋭く、昔の武勇がしのばれる。 満開の桜が、粗末な家々の立ち並ぶ、どこ ...

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『最後の日』
(『大江山恋絵巻』ショートストーリー①)
『最後の日』(『大江山恋絵巻』ショートストーリー①)

わたしが鬼になって、どれほどの月日が経っただろう。 茨木童子さまが病に倒れた。 鬼になって、いや、茨木童子さまに出会って、初めてのことだった。 わたしたち鬼は、もともと生命力が強い。 鬼になってわたし ...

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『月光を逃れて』
(『大江山恋絵巻』ショートストーリー②) 
『月光を逃れて』(『大江山恋絵巻』ショートストーリー②)

月の光が、肌と心に突き刺さる。藍色の空に浮かぶ、白く大きな月から降り注ぐ、冷たく冴え冴えとした月光が。 わたしはそれから身を護るように、大袿を頭から被り、鬼が城を飛び立った。 月光から逃れられる場所… ...

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『月の夜に笛は泣く』
(『大江山恋絵巻』ショートストーリー③)
『月の夜に笛は泣く』(『大江山恋絵巻』ショートストーリー③)

月が昇るたび、あの夜の痛みは骨の奥で疼く。けれどこの夜は、いつもと少し違っていた。 ――笛の音が聞こえる。 風のいたずらとも、記憶の残響とも違う。確かに、鬼が城の奥から響いてくる音色だった。 その調べ ...

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『霧の向こうから』
(『大江山恋絵巻』ショートストーリー④)
「霧の向こうから」(『大江山恋絵巻』ショートストーリー④)

胸の奥がざわめき、鎮まらない。 夜闇の中で風に揺らされる木々のように、自分ではどうしようもなく荒れる気持ちから逃れようと、私は一人、山に分け入った。 私と外道丸(げどうまる)さまが大江山の一員となって ...

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『あなたを呼ぶ声』
(『大江山恋絵巻』ショートストーリー⑤)
『あなたを呼ぶ声』(『大江山恋絵巻』ショートストーリー⑤)

――茜 信濃の夜は、骨に沁みるほど静かだ。 大江山の夜と違い、風は言葉を運ばず、木々も笑わない。それでも私は、何度もこの山を訪れた。 紅葉さまが、ここにいると知っているから。 姿は見えない。気配だけが ...

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御伽草子『酒呑童子』現代語全訳(全編)
たまなぎ訳御伽草子版『酒呑童子』全訳(全編)

たまなぎこと珠下なぎによる、御伽草子版『酒呑童子』全訳です。 ()内は鬼好きたまなぎによる、しょうもない突っ込みです。 前置き 昔、我が国の朝廷のことです。 我が国は、天地が開けて以来神の国といわれて ...

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御伽草子『酒呑童子』現代語全訳①
御伽草子『酒呑童子』現代語全訳①

はじめに 皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます! 本日からは、たまなぎが『大江山恋絵巻~人の巻~』の題材をとった、御伽草子版の『酒呑童子』※の全訳をご紹介したいと思い ...

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御伽草子『酒呑童子』現代語全訳②
御伽草子『酒吞童子』現代語全訳②

はじめに 皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます! 前回から『大江山恋絵巻~人の巻~』の題材をとった、御伽草子版の『酒呑童子』※の全訳をご紹介しております。今回は2回目 ...

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御伽草子『酒呑童子』現代語全訳③
御伽草子『酒吞童子』現代語全訳③

はじめに 皆さん今日は、珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます! さて、連載中の御伽草子版『酒吞童子』の現代語訳、3回目に入ります。 ()内はたまなぎのしょうもないつっこみです。 & ...

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御伽草子『酒呑童子』現代語全訳④
御伽草子『酒呑童子』現代語全訳④

はじめに 皆さん今日は、たまなぎこと珠下なぎです。 今日も来て下さって、ありがとうございます。 今日はたまなぎによる御伽草子『酒吞童子』現代語訳4回目です。   前回までのあらすじ 池田中納 ...

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御伽草子『酒呑童子』現代語全訳⑤
御伽草子『酒吞童子』現代語全訳⑤

はじめに 皆さん今日は、珠下なぎです。今日も来て下さって、ありがとうございます。 御伽草子『酒吞童子』現代語全訳、その5(最終回)です。()内はたまなぎのしょうもないつっこみです。   前回 ...

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『瑠璃子姫のクリスマス』
『瑠璃子姫のクリスマス』

設定 こちらはたまなぎの電子書籍デビュー作『遠の朝廷にオニが舞う』の現代パロディです。瑠璃子は福岡県筑紫野市の中学1年生。 お父さまは地元の老舗企業の社長。 鈴丸はお父さまの元敏腕秘書の忘れ形見で孤児 ...

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