史跡巡り 宗教・神話

高千穂旅行記⑧あまてらす鉄道・道の駅編

はじめに

皆さん今日は、たまなぎこと珠下(たまもと)なぎです。

今日も来て下さって、ありがとうございます!

さて、高千穂の旅レポートも今回最終回です。

あまてらす鉄道・道の駅編です。

 

あまてらす鉄道

あまてらす鉄道とは

あまてらす鉄道は、宮崎県高千穂町にある観光鉄道で、旧高千穂鉄道の廃線跡を利用しています。主に「グランドスーパーカート」というトロッコ車両で運行され、約30分で高千穂駅から高千穂鉄橋までの約5.1kmを走行します。

途中、高千穂峡を高さ105mの鉄橋から見下ろす場所があり、高千穂の絶景を空から眺められるという、素晴らしい体験ができる鉄道です。

高千穂あまてらす鉄道 | 公式ウェブサイト - Takachiho Amaterasu Railway Official Website

 

社長は『鬼降る森』の作者、高山文彦氏

ここで同行者から教えてもらってびっくりしたのが、社長があの高山文彦氏だということ。

高山文彦氏は、宮崎出身のノンフィクション作家。

鬼八伝説と高千穂の歴史をまとめた『鬼降る森』はこちらのブログでも何度も紹介させて頂きました。

廃線になった高千穂鉄道を観光鉄道としてよみがえらせたのには、この方の尽力があったとのことのことです。

 

いざ出発!

ちなみに、このあまてらす鉄道、大変人気のようで、観光シーズンにはほぼ全席が午前中に売り切れてしまうようです。たまなぎたちは10時頃到着したのですが、12時10分の切符しか取れませんでした。事前予約はないので、乗りたい場合はなるべく早めに行って切符だけでもゲットしておくことをお勧めします。

出発してまもなく、トンネルに入ります。

トンネル内では列車の通過に合わせて光のショーが行われます。

でもこの時、熱中症で息もたえだえだったたまなぎはそれどころではありませんでした。

事情は下の記事参照↓

 

上がり切った体温は、水を飲んでもなかなか下がらない。

水分をとると、それが吸収され、汗になって蒸発する時に気化熱を奪い、体温が下がります。しかし、それが追い付かない状態だったのですね。

だからたまなぎは、トンネル内で周りが見えなくなったのをいいことに、こっそり襟元から自分に飲料水をぶっかけました。こうすると気化熱が奪われて早く体温が下がるはず。すると瞬く間に動機と息切れが収まったのですから侮れません。

 

高さ105mから見下ろす高千穂峡

トンネルを抜けると、遠くに豊かな緑が見えます。天気も良く、気持ちがいい。

 

高さ105mの鉄橋に差し掛かると、トロッコ列車は止まり、シャボン玉が飛ばされます。

キラキラ光るシャボン玉が、美しい緑と青い空を背景に、高くのぼっていきます。

 

はるか眼下には、さっき訪れた高千穂峡が。上から見ると、まるでブロッコリーみたい。

 

見下ろす、といってもトロッコ列車から鉄橋の手すりまでは1m以上ありますので、足元がおぼつかないということはありません。高所恐怖症のたまなぎでも大丈夫でした。

たまなぎを上回る高所恐怖症の同行者の一人は、下を見るのを拒否していましたが。

 

道の駅

インパクトのすごい天鈿女命と天手力男命の像

さて、順番は少し前後しますが、アマテラス鉄道の切符を買ってから乗るまでの間に時間があったので、近くにある道の駅で少し休憩を取りました。

前日は神楽を見に行って夜が遅かった上、混雑を避けるために早朝から高千穂峡へ向かったので、皆やや疲れ気味。

道の駅は、リーズナブルなお土産が沢山。

でも、何よりも目を引いたのは、こちらのモニュメント!

 

 

表裏で天鈿女命と、天手力男命の巨大な顔が!

天鈿女命の夫は国津神である猿田彦なのですが、高千穂では、天岩戸伝説で岩戸を開けた功労者の二人が大事にされているようで、この二人がまるでカップルみたいに扱われている展示をよく見かけました。

しかしすごいインパクトですね。Xでこの画像を流したら、「夜に見たら事故りそう」とのコメントを頂きました。確かに知らないで通りかかって、これがライトに照らされたらびびりますよね。

 

美人さんの天鈿女命の像もちゃんとありました。

 

鳥居付きマンゴーソフト

宿の食事が量が多かったので、あまりお腹が空いておらず、早めのお昼をおやつですませることにしたたまなぎ一行。

たまなぎはマンゴーとバニラのミックスソフトを頂きました。

めっちゃマンゴーでした。

鳥居の形のクッキーがついていて、これが甘くてサクサクしてとても美味しかったです。

 

さいごに

たった一泊二日でしたが、神社巡り、高千穂神楽、鬼八の足跡、高千穂峡、あまてらす鉄道と、盛りだくさんで大変充実した旅でした。

いつかボートリベンジしたい!

これで高千穂の旅レポートは終わりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。