目次
はじめに
皆さんこんにちは、珠下なぎです。
今日も来て下さって、ありがとうございます！
さる三連休の最終日の11月4日、大江山のある京都府福知山市では、「大江山酒呑童子祭り」が開催されたとのことです。
大江山は酒呑童子さまに率いられた鬼たちが、最後まで暮らした場所。
鬼の里である福知山市では、今でも鬼関係の史跡が大切にされているのは知っていましたが、こんなお祭りがあるとは知りませんでした。
これを機会に福知山市と鬼の「今」について色々調べたら、色々出てきました！
せっかくですので皆様と共有したいと思います。
福知山市のマスコットキャラクターは酒呑童子さま！
まず最初に驚いたのは、福知山市のマスコットキャラクターは酒呑童子さま！
酒呑童子さま一人ではなく、福知山音頭に由来する女の子キャラクター「ドッコちゃん」とのWキャストですが、それでも市の公式キャラクターに酒呑童子さまが起用されているとは……！
鬼が単に忌むべきもの、悪いものとされているわけではなく、地元では大切にされていることが伝わってきますね。
では、一方、酒呑童子さまの相方（意味深）である茨木童子さまはいかがでしょう？
と思ったら、何と！ 茨木童子さまは大阪府茨木市の特任大使だそうです！
茨木市観光協会のホームページには、なんと茨木童子さまのお部屋まで用意されていました！
着ぐるみになっても美しい茨木童子さまは、ぜひこちらのページでご確認下さい！
（いいなあ、この着ぐるみ着てみたい……）
大江山酒呑童子祭り
そして、たまなぎが福知山市と酒呑童子さまの絆を知るきっかけになった、大江山酒呑童子祭り。
このお祭り、今年でなんと34回目だそうです。
大江高校生によるライブやダンス、福知山高校生の寸劇、大江音頭振興会などのステージ、そして、鬼のコスプレをした人が参加できる鬼武者行列も！
鬼のコスプレ！ やりたい！ 参加したい！ （←コラヤメロ）
他にも、鬼グッズ販売、大江山鬼検定など、大江山の鬼さんたちのファンとしては垂涎のイベントが盛りだくさん！
鬼グッズは、妖艶で美しい酒呑童子さまが沢山！ ううっ、コンプしたい！
（こちらのページに一部画像がありました。ありがたや～！）
両丹日日新聞：鬼武者行列やステージと多彩な催し 4日に大江山酒呑童子祭り | ニュース
公式X（旧Twitter）では、現地の楽しそうな様子が沢山流れてきました。こちらもますますありがたや。
大江山酒呑童子祭り【公式】（@OoeyamaOni）さん / X
生きてるうちにいつか必ず参加します！ 待っててね！
日本の鬼の交流博物館
日本の鬼の交流博物館は、日本全国・及び世界の鬼を、鬼面や写真で紹介しています。
大江山酒呑童子祭りの時には、「大江山鬼検定」が行われているそう。
過去問も載っていましたが、意外と難しい！
鬼オタクを自認するたまなぎでも全問正解は困難でした。
特に、外国の鬼関係や鬼面関係となるとたまなぎにはちょっと難しかったです。
大江山・酒呑童子関係の伝説に関するものでしたらばっちりなのですが（笑）。
屋外には、高さ5メートル、重さ10トンという、世界一の鬼瓦もあります。
ONIversal City Project～鬼と人が仲良く暮らせる町～
そして福知山市では、なんと、「ONIversal city project」なるものが昨年始動したそうです！
“鬼”を親しむ文化がある福知山市では、
「鬼もヒトもみんなでワクワク楽しみながら、福知山市を盛り上げていこう！」という想いを込めて、
UNIversal（ユニバーサル すべてのヒトの）ならぬ、
“ONIversal”という言葉をつくりました！鬼とヒトが仲良く暮らせる“ONIversalデザイン”なまちをめざして、福知山のヒトや鬼に詳しいヒトと一緒に、3つの企画に取り組んでいきます！
鬼もヒトも、みんなでワクワク。ONIversal city project 始動！｜noteふくちやま 【京都府福知山市公式】
とのこと。
鬼と人との共生！
何と素晴らしい！
鬼も人も投げるより食べたくなる「鬼福豆」の開発や、節分の日に豆を投げられて傷ついた鬼の子が主人公の可愛らしい絵本など、鬼と人とがいっしょになって盛り上げる企画が沢山！
ぜひ公式HPをご覧下さい！
おわりに
九州在住のたまなぎには、大江山はなかなか遠くて行きづらい場所ですが、いつかゆっくりお邪魔してみたい。
そして、長い歴史の中で、忌むべきもの、悪いものとされていた鬼たちとの共生を掲げた福知山市の皆さんに、鬼を愛するものとして、心から敬意を表します。
たまなぎの鬼愛がつまった、たまなぎ版酒吞童子『大江山恋絵巻～人の巻～』はこちら↓
珠下なぎ 小説作品のご案内 - たまなぎブログ by LTA出版事業部
こちらもどうぞよろしくお願い致します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
