はじめに
皆さん今日は、たまなぎこと珠下(たまもと)なぎです。
今日も来て下さって、ありがとうございます!
神話と鬼八の故郷・高千穂を巡る旅、第7回。
今回は高千穂峡編です。
高千穂峡とは
前回も少し触れましたが、高千穂峡とは次のような名勝です。
太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり侵食された断崖がそそり立つ峡谷で、高いところで100m、 平均80mの断崖が東西に約7キロに渡って続いており、昭和9年には「五箇瀬川峡谷」として国の名勝・天然記念物に、 昭和40年には祖母傾国定公園の一部に指定されています。(高千穂峡 | 観る | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報より)
自然の造形が大変美しいため、人気の観光地となっています。
天の真名井の滝、何かだまされたような気がする……
高千穂を象徴するのがこちら、天の真名井の滝。
なんと、その高さは17m!およそ6~7階建てのビルの高さに相当します。
こちらの真名井の滝は、「天の真名井」を水源とする滝だと「伝えられている」そうです(公式HPより)。
……
……
んんんっ……?
何か、ごまかされたような気がするたまなぎ。
「伝えられている」というけれど、それは「確かめられていない」ということですよね?
なんだか、見栄えのする滝に、無理やり神話をくっつけた気がするのはたまなぎだけでしょうか?
ちなみに、天の真名井はこちら↓
これは、天孫瓊瓊杵尊がこの地に降り立った時に水がなかったので、高天原から水を移した、という伝説の残る場所。
たまなぎはこれもちょっとどうなんだろうと思っています。
だって、天孫瓊瓊杵尊が降り立つ前から、この地には先住者がいたんですよ!
天孫瓊瓊杵尊を案内した猿田彦、大山津見神・木花咲耶姫、磐長姫……。
水がなかったわけないじゃないですか!
まあこれも、天孫、支配者側の功績を盛るためのお話でしょうから、仕方ないのか……。
天の真名井を訪れた時の記事はこちらです↓
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柱状節理、ボートは激戦!
高千穂峡のもう一つの売りは、柱状節理。
ちなみに、柱状節理とは、以下のような地形です。
節理と呼ばれる両側にずれの見られない規則性のある割れ目を持つ地質構造であり、割れ目によって多角柱の規則的配列構造が形成される。柱状節理は多くの種類の火成岩で起こり、岩が冷えて収縮すると形成される。柱状節理は溶岩流および火山灰流凝灰岩(溶結凝灰岩)の冷却や、一部の浅い火成貫入(英語版)で起こりうる[1]。堆積岩が近くの熱いマグマによって熱された時にも稀に起こりうる。(Wikipediaより)
高千穂の柱状節理は、阿蘇の噴火による火砕流が固まったものだということです。
実は、ボートを借りて近くまで行くことができます。近くで見る柱状節理は大迫力だそう。
たまなぎ一行もボートを借りるつもりでしたのですが……!
ところがところが、ボートは激戦!
利用日の2週間前の朝9時にネット予約が始まるのですが、9時半にアクセスしたらもう予約は埋まっていました((´;ω;`))。
団体客も多かったので、旅行会社が枠を押さえているのかもしれません。
利用される方は、予約が始まる時間と同時にアクセスすることをお勧めします。
屏風岩
ボートが借りられなかったので、てくてくと遊歩道を歩きます。遊歩道は舗装されていて歩きやすく、川越しに不思議な地形を楽しむことができます。
こちらは、「仙人の屏風岩」と言われる切り立った崖。柱状節理でできています。
高さはなんと70メートル!
遊歩道から川を挟んで対岸に見えます。
鬼八の力石・七ツヶ池は、遊歩道に沿って歩いていると、簡単に見つかります。
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おまけ~ハート岩・池の主?
屏風岩を望める遊歩道の、屛風岩と反対側に「ハート岩」があります。
人工物っぽいですが。何かいいことがあるかもしれないと思って写真を撮りました。
遊歩道の入り口には池があり、まるでヌシみたいなでっかい鯉が……なんだか化けて出そうな迫力! と思ったら、LTA出版事業部の担当さんから指摘を受けました。これ、鯉じゃなくてチョウザメだそうです。あら、じゃあキャビア獲れるのかしら。
近くに牧水の歌碑もありました。
さいごに
高千穂峡は他で見られない絶景が楽しめる、人気の観光地です。
高千穂に来たら、ぜひ訪れることをお勧めします。
ただ、ボートは激戦です。予約開始と同時に予約がお勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。