皆さん今日は、珠下(たまもと)なぎです。
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今日は臨時の更新です。
なぜなら、今日は!
私の一押し作品『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)』の主人公、安達清くんの誕生日だからです!
この安達くん、一見平凡に見えますが、知れば知るほどとりこになってしまう、不思議な魅力の持ち主です。
以下、一昨年の記事ですが、安達くんの魅力について語った記事を再掲してお祝いとさせて頂こうと思います。(アメブロの過去記事と重複があります)
長いです。愛が激しくうるさいです。許して頂ける方のみ先へお進み下さい。
1.珠下なぎ、安達清にハマる。
そもそも私は、チェリまほはドラマから入ってファンになった者です。
漫画は何となく知ってはいたのですが、絵柄があまり慣れない感じだったのと、「触れると人の心が読める」設定がとんでもな割にベタに思えてしまって、手を出せなかったんです。
チェリまほを見始めたのは、話題になり始めた3話放送直後。
何か面白そう? もう始まってるけど、まだ最初の方だしとりあえず見てみるか。あ、1話YouTubeで公開されてる。
家事しながらでも見ようかな。それが沼の始まりでした。
10分後の私「なんだこのかわいい生き物は!」
30分後の私「なんでもっと早く見なかったんだよ1か月前の私のバカ!!」
漫画の黒沢さんの脳内みたいに、30分後の私が1ヶ月前の私を足蹴にしておりました。
2.安達くんの「可愛さ」の成分
私が今更言うまでもありませんが、とにかくかわいいんです、安達くんは!
ドラマから入ると、安達くんを演じておられる赤楚衛二さんがかわいいお顔をされているからというのもあるかもしれませんが、多分、当時、役を離れた赤楚さんの素顔を見たら、そこまで「かわいい」とは思わなかったと思います。
(大変失礼ですが、あ、ちょっとチャラそうな今時のイケメンだくらいにしか思わなかったかも。今は赤楚さんご本人の可愛さにもどっぷりハマっておりますが)
漫画の安達くんを見るとよくわかるのですが、彼の可愛さの成分は、容姿よりも、何に対しても真面目で一生懸命な姿勢や、周囲の人に対する思いやり、それからちょっと抜けているところなど、内面からにじみ出るものであるように思うのです。
黒沢さんが言っているように、安達くんは「とっても優しくていい奴」です。
「優しい、いい人」というのは、毒にも薬にもならないといった、どちらかといえば魅力がないように受け取られることもあります。
けれど、誰に対しても一生懸命で相手のことを思いやり、卑怯なことや間違ったことはしない。
現実には、そんな人、なかなかいないのではないでしょうか?
とても優しくていい人なのに、自己評価が低くて遠慮がちな安達くんを見ていると、
「応援したい!」
「そばにいて励ましてあげたい!」
「あなたは素敵な人だって言ってあげたい!」
という気持ちになってくるんですね。
それが「可愛い」という気持ちにつながっていくのだと思います。
だから、知れば知るほど安達くんの魅力にハマる。逆に、安達くんの内面を全く知らない時点で、漫画安達くんのイラストを見ても、「可愛い!」とはならなかもしれない。
そして安達くんの可愛さに魅了されると、安達くんが何をしても可愛く見えてしまうんです。
黒沢さん役の町田啓太さんが、タイのオンラインイベントで好きなシーンを聞かれて、「赤楚くんの安達くんとしての動き全部!」とお答えになったそうですが、百回くらい頷きたいです。
2話のほっぺぺちんも、3話で黒沢を避けてずっこけるシーンも、4話のコピー機に挟まって歓喜するシーンも、8話の萌え袖フリフリも、全部かわいくみえてしまうんですね。
そして中の人に対しても、「イケメン!」というより「可愛い!」という気持ちしかわかなくなってしまう。
「世界ふしぎ発見!」に出演されていた時の、機織りの動作を一生懸命真似る姿まで「可愛い!」と反応してしまったんですから重症です。
アメブロでBLドラマ系の記事を書いておられる某人気ブロガーさんが、「安達くんが何をしても可愛く見える魔法にかけられた」とおっしゃっていますが、本当にそのとおりだと思います。
3話の放送時点でチェリまほ沼に落ちてしまった私が、その後どうやって2話を見るかで奔走し、BSテレ東での放送を毎週録画し、12月から始まったテレQでの放送に歓喜したことはいうまでもありません。
おかげさまで無事に本編は全て、DVDに保存されたのでした。
3.話の展開と共に増していく安達くんの魅力
とにかく「可愛い!」安達くんですが、漫画でも原作でも、黒沢さんに愛された安達くんには、少しずつ「カッコよさ」が加わってきます。
もともとドラマ版に比べ、原作の安達くんは男っぽさが強いように感じるのですが、漫画版ではこの安達くんの変化が、はっきり分かります。
最初にその変化が出てくるのは、2巻の軍艦デートの場面でしょうか。
この時点ではまだ二人は付き合っていないのですが、安達くんは黒沢さんに愛されていることを魔法で知っており、少しずつ二人の距離が近づいてきたところです。
転びそうになった子供を受け止め、「最近黒沢といることが多いから、自信がついたのかも」とはにかみながらほほ笑む安達くん。
次にその変化が出てくるのは、初デート(ヘリデート)失敗後、安達くんがデートのリベンジをする場面。
デートの失敗後、別々に落ち込む二人。でも、安達くんは「今、コンティニューできるのは俺だけだから」「黒沢を傷つけたままにはできない」と自分からデートに黒沢さんを誘います。
そこで、「俺ばっかり楽しませてもらうんじゃなくて」「黒沢と一緒に楽しいことしたい」と気持ちを伝える安達くん。
安達くんは、相手の立場に立って考え、相手を思いやれる、とても優しくていい子です。
けれど、自分自身でも言っているように、誰とも付き合ったことがないことがコンプレックスになって、なかなか自分では行動できなかった。
最初の子どもを助ける場面も、「以前の自分なら動けなかった」と正直に告白しています。
黒沢さんの愛情が、安達くんの良さを、どんどん表に引き出していき、安達くんをより魅力的な人間にしていくんですね。
この安達くんの変化については、原作の方が話が進んでいることもあり、はっきりと分かります。
ドラマ版では遊園地での練習デートの失敗後、安達くんがリベンジに黒沢さんを誘い、今度は成功させて原作と同じセリフを言うのですが、黒沢さんが「初デート」にこだわって、それまでのデートを全て「練習」扱いにしてしまっていることや、その後の二人の関係においても黒沢さんが主導権を握る描写が多いため、安達くんの成長の過程がちょっとわかりにくくなってしまっているような感じを受けます。
しかも、その後二人は一度別れてしまうので、ドラマのエンドとしては「再び結ばれました。めでたしめでたし」という終わり方。
付き合う過程において二人が成長していく様子が、あまり描かれなかったのがちょっと残念でした……とドラマ終了時点では思ったのですが!
ドラマの続きとして描かれた映画版!
こちらでは、本格的に結ばれた二人が、原作の二人のように、互いに影響し合い、変化し成長していく過程がより丁寧に描かれていきます。
映画化発表前の記事で、私はこのように書いていました。
「原作はこれから互いの家族への挨拶、結婚式もしくはパートナーシップの申請(?)など、様々な試練が待ち受けていそうなので、そのあたりのエピソードを盛り込みつつ、二人の絆を描くシーズン2になればいいな、と勝手に期待しております(笑)」
シーズン2ではなく映画でしたが、期待に応えて頂けて本当に嬉しかったです。
4.どうなる12巻?
同棲を始め、親挨拶を済ませて家族となった二人。
しかし、漫画版では家探しや式場探しの苦労など、同性カップルならではの苦悩も描かれます。
さらに12巻では、黒沢さんが仕事で超多忙になる予告。
「ふたりでいるためにできることってなんだろう?」
さらに試練の予感です。原作では、ドラマ版よりもさらに強い包容力を見せ、黒沢さんを支えている安達くん。
試練の中で、彼はどう成長していくのでしょうか。
そしてそんな安達くんをまた実写でも見たい! でも赤楚衛二さんも町田啓太さんも「チェリまほ」以来超売れっ子になってしまいましたから、シーズン2もしくは映画2は、まだまだ先になってしまうのでしょうか。シーズン2、首を長くして待っております。
今回の記事は過去のアメブロ記事の再掲部分も含みます。
アメブロでは、黒沢さん、柘植さん、湊くん、藤崎さん、六角くんなど、他のキャラの魅力についても語っています。
アメブロのチェリまほ記事をご覧になりたい方は、どうぞこちらからご覧下さい!
「チェリまほ関連記事まとめ②」から各記事へのリンクがあります。
チェリまほ関連記事まとめのまとめ&内容紹介 | 物語る心療内科医・珠下なぎのブログ (ameblo.jp)
最後までお読み頂き、ありがとうございました!